SBSロジコムは12月11日、「令和6年能登半島地震」で発生した災害廃棄物処理の輸送を開始したと公表した。
石川県内の災害廃棄物の輸送が、関係自治体、日本貨物鉄道および利用運送事業者の協働で9月25日から開始。
SBSロジコムは全国通運および発地・着地の全通系利用運送事業者のため、9月27日から、東京貨物ターミナル支店が川崎市浮島処理センターへの初回搬入を行っている。
この輸送は、被害が甚大なため環境省と石川県が協力要請し、東京都、川崎市、横浜市が連携して支援する。
石川県輪島市や珠洲市での建物解体に伴う災害廃棄物を、川崎市と横浜市が所有する鉄道輸送コンテナで都内の貨物駅に運搬。そこから陸路で、都内清掃工場と川崎市浮島処理センターに運び、焼却処理する。
災害廃棄物の受け入れ期間は2026年3月末までの予定。