日本貨物鉄道(JR貨物)は9月30日、全国通運連盟、鉄道貨物協会と共催で、鉄道コンテナ輸送品質の向上を目的としたキャンペーンを全国で展開すると発表した。
このキャンペーンは、一貫輸送商品である鉄道コンテナ輸送の安心利用を目的に、鉄道コンテナ輸送に関わる関係者が一体となって2011年度より実施しているもので、今回が15回目となる。
なお、これまでの取り組みにより、輸送中の貨物破損等の事故は、キャンペーン開始当初の3分の1まで減少しているという。
今回のテーマは「しっかり積んで、優しく運ぼう」というもの。偏積防止リーフレットの配布や、私有コンテナの実態調査といった「積載」に関する取り組みのほか、JRコンテナ整備検討会の開催、駅構内の路面修繕などの「運搬」に関する取り組みが実施される。
また、利用運送事業者、荷役会社へグッズとして「ミニチュアのぼり」の配布も実施する。
■キャンペーン期間
2025年10月1日~11月30日
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