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三菱倉庫、住友ファーマ/医薬品の物流業務を委託する契約締結

2024年12月20日/SCM・経営

三菱倉庫と住友ファーマは12月20日、住友ファーマが取り扱う医薬品に関する物流業務を三菱倉庫へ委託する、業務委受託契約を締結したと発表した。

今回の全面的な外部委託は、住友ファーマによる現在の物流体制の見直しに伴い実施される。見直しの要因としては、医薬品の適正流通への取り組み強化の必要性の高まりといった、販売物流を取り巻く外部環境の変化や、兵庫県神戸市にある物流センターの老朽化といった内部環境の変化が挙げられている。

住友ファーマはこれまで、兵庫県神戸市および埼玉県さいたま市の2カ所の物流センターで販売物流業務を行ってきたが、2026年1月からは三菱倉庫が運営する東西2拠点の物流センターを利用する。これにより、三菱倉庫の高い専門性のもと、物流機能の高度化と効率化を図ることを目指す。

一方、現在、物流業務を担っている住友ファーマの100%子会社であるSMP物流サービスについては、三菱倉庫での物流センター稼働後、解散の予定だという。

三菱倉庫は、今後も高品質かつ効率的な物流サービスの提供に注力するとしている。

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