国土交通省は12月20日、「自動物流道路」を構成する技術に関し、サウンディング(官民対話)型市場調査として、広く民間企業からアイデアを募集すると発表した。
法人または法人グループを対象に、あらかじめ意見書を募ったうえで2025年2月3日~7日、サウンディングを実施する。
<自動物流道路の構築に向けてのイメージ>
トラックドライバーの時間外労働の上限規制や担い手不足など、物流危機に対応するとともに、温室効果ガス削減にも向けて検討されている自動物流道路。
サウンディングを通じ、開発主体となる民間企業が持つ現在の技術や発展の可能性、技術開発を進めるために必要なスケジュールなどを確認する。
意見を募る項目は、輸送手法に関する提案や、拠点における自動荷役に関する技術提案、電源確保に関する提案、その他自動物流道路の構築に資する技術提案、技術開発の進め方への提案。
今後の実証実験での検証事項を検討する際の参考とする。
■スケジュール
説明会参加申し込み:2025年1月30日18時まで
説明会の開催:随時(オンライン視聴形式)
サウンディングの意見書提出:1月30日18時まで
サウンディングの実施:2月3日~2月7日(予定)
実施結果概要の公表:2024年度内
■国交省 自動物流道路に関する検討会
https://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-council/buturyu_douro/index.html