日本郵便は1月23日、郵便・荷物の輸配送で使用する車両に搭載されたドライブレコーダーとAI技術を活用し、道路情報を収集・分析する実証実験を行うと発表した。
実験は1月下旬から年末まで、首都高速道路を走る日本郵便の輸送車両が、前方の風景を撮影。
人の顔やナンバープレートなど個人情報は匿名化したうえで、工事現場や道路の損傷を示す画像と位置情報を取得し、データを地図会社やモビリティ関連会社へ提供する。
これを道路インフラの維持、改善やモビリティ分野の課題解決に役立てる仕組みづくりを目指す。
取り組み終了後の元データは、2週間ほど保存し、順次削除するという。
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