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プロロジス/大和物流と1棟利用契約、岡山市で8月竣工の物流施設

2025年01月23日/物流施設

プロロジスは1月23日、岡山県岡山市で開発中の物流施設「プロロジスパーク岡山」について、大和物流と1棟利用の賃貸契約を締結したと発表した。

当初はマルチテナント型の計画だったが、2025年8月の竣工を前に、地上4階建て・延床面積約3万5000m2の施設すべてを賃借することになった。

関西と九州の中間に位置するため、物流の2024年問題に対応する戦略拠点ともなり、中四国エリアへの広域配送ハブとして利用する狙いという。

<プロロジスパーク岡山の完成イメージ>
20250123okayama - プロロジス/大和物流と1棟利用契約、岡山市で8月竣工の物流施設

開発地は、「早島IC」まで約3.5km、「倉敷IC」から約9kmの位置。2時間圏内で中四国エリアの主要都市をカバーできるほか、山陰方面への配送もカバーできる。

標高が高く地盤の良いエリアにあり、水害リスクや液状化リスクは低く、防災性にも優れている。

倉庫内は、ノンブレース構造を採用し、柔軟なレイアウト、マテハン計画が組める。1階は低床式・高床式バースを併設するほか、床荷重は2t/m2とし、飲料などの重量物も扱える。

また、低床バース前面には一部に幅約13mの屋根を設け、雨天時も荷さばきなどの作業がしやすい環境を整える。

約20台分のトラック待機場を整備し、中四国エリアの広域ハブとしての利便性を向上させる計画だ。

BCP(事業継続性)の観点からは、緊急地震速報システム、衛星電話、非常用発電機による停電時のバックアップなどを装備する予定。

施設屋根面には太陽光発電設備を設置し、バーチャルPPAにより住友生命保険相互会社に環境価値を提供する予定もある。

■施設概要
敷地面積:約1万6600m2
延床面積:約3万5000m2
階数:地上4階建て、RC-S造
着工:2024年4月
竣工:2025年8月

大和物流/中四国エリアの旗艦施設として、岡山県早島にセンター開設

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