アサヒロジスティクスは2月3日、大阪府茨木市に物流センターを新規開設すると発表した。
配送機能だけの営業所は大阪と兵庫に計3か所あるが、関西で配送・倉庫の両機能を持つ物流センターの開設は、同社では初めてで、2026年2月を予定している。
新センター開設は、アサヒロジスティクスが設立70周年を迎え、次のステップとして東日本から中部・関西までカバーできる体制を構築しようとするもの。
食品物流に特化し関東を中心に事業展開してきたが、2024年4月、中期経営計画で「2028年度までに東日本全域の食と農を支える物流インフラを確立し、東名阪をつなぐ機能を強化しよう」とビジョンを掲げた。
開設場所は「GLP ALFALINK茨木3」内で、倉庫面積は7126.28m2。常温、冷蔵、冷凍のものを扱う。
アサヒロジスティクスはこれまで、関東、信越、東北に共配センターを構え、それらをつなぐ共配網を整備してきた。
今後は新センターを開設して東日本と関西をつなぎ、より幅広いエリアで安定した物流が可能になるという。
■施設概要
名称:(仮名)アサヒロジスティクス茨木共配センター
所在地:大阪府茨木市南目垣・野々宮区画整理事業地内(GLP ALFALINK茨木3内 1階)
開設日:2026年2月(予定)
倉庫面積:7126.28m2(2155.70坪)
取り扱い温度帯:常温、冷蔵、冷凍
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