アルピコ、セイノーラストワンマイル、エアロネクスト、NEXT DELIVERYは1月31日、新スマート物流の長野県全域への拡大と地域活性化に向けた業務提携契約を締結した。
<セイノーラストワンマイル 河合秀治 代表取締役社長(左)、アルピコホールディングス 佐藤 裕一 代表取締役社長(中央)、田路圭輔 エアロネクスト代表取締役CEO/NEXT DELIVERY 代表取締役(右)>
連携協定は、長野県全域における新スマート物流の導入と推進、買物支援、共同配送、ドローン配送といった拠点と体制の整備、そしてSkyHub Emergency Packageの構築と運用を目的とする。
SkyHub Emergency Packageは、エアロネクストとセイノーHDが共同で開発し展開する、既存の陸上輸送とドローン物流をつないだ新スマート物流「SkyHub」のうち、特に災害時に緊急物資配送を行えるものを指す。
<長野県におけるドローンを活用した新スマート物流の事業展開イメージ図>
各社の役割として、アルピコは「長野県全域における買物支援、夕食難民対策等、SkyHub TMSを活用した新スマート物流の実装」「グループのアセットを活用した共同配送の拠点づくり、インフラ、防災目的の支援物資等の提供」「グループのアセットを活用した新スマート物流における新サービス開発」としている。
セイノーラストワンマイルは、「長野県全域における物流事業者の取りまとめ、荷物の集約」「長野県全域における共同配送の体制づくり」「SkyHub Emergency Package構築」を役割とする。
エアロネクストとNEXT DELIVERYの役割は、「ドローン運航体制(物流専用ドローンの提供を含む)の構築」「全国展開している新スマート物流の運営ノウハウの提供」「アルピコホールディングスに対するSkyHub Provider Licenseの提供」となっている。
4者共通の役割として「長野県庁、長野県内の基礎自治体との関係構築全般」も挙げている。