ユニ・チャームは2月12日、インド現地法人Unicharm India Private Limitedが、アーメダバード工場(インド西部グジャラート州)を竣工し、2025年2月より稼働すると発表した。
アーメダバード工場は2020年に火災の被害を受けたため、再建を進めていた。この新工場の稼働により、同社のインドにおける生産拠点は3か所となり、さらなる安定供給と、現地ニーズに即した商品やサービスを提供する。
同社は2008年にインド法人を設立し、2010年にニムラナ工場(インド北西部ラジャスタン州)、2015年にスリシティ工場(インド南部アンドラ・プラデシュ州)を竣工・稼働した。
さらに、2018年にはアーメダバード工場を新設し、生産体制を強化したが、2020年に火災により被害を受けたため、再建を進め、このたび2025年に新たな工場として竣工した。 これにより、同社はインドでの生産・供給体制を一層強化し、より多くの顧客に安定した商品提供を実現できる体制を整えた。
インドの年間出生数は約2300万人と日本の約28倍に達し、総人口も約14億人を超える巨大市場。今後も拡大が見込まれるこの市場において、同社はコーポレート・ブランド・エッセンスである “Love Your Possibilities” のもと、インド社会全体の豊かさと共生社会の実現に貢献する企業として挑戦を続けていくとしている。
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