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日用品WG/「サプライチェーン イノベーション大賞2024」で大賞

2024年07月16日/SCM・経営

ユニ・チャームと、ライオン、ユニリーバ・ジャパンを含む日用品メーカー10社、そして物流事業者12社は共に日用品物流標準化ワーキンググループとして、7月12日に開催された「サプライチェーン イノベーション大賞2024」で大賞を受賞した。

<表彰式の様子>
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<大賞受賞者の皆さん>

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「サプライチェーン イノベーション大賞」とはサプライチェーン全体の最適化を目指して製造・配送・販売の各分野が協力し、優れた取り組みによって業界を牽引した事業者を表彰するもので、経済産業省が主催し、製・配・販連携協議会が運営している。

<事前出荷情報(ASN)活用の業務フロー(イメージ図) 現状(ASN導入前)>
20240716unicharme1 - 日用品WG/「サプライチェーン イノベーション大賞2024」で大賞

<ASN導入後>
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受賞した内容は、デジタル技術を活用したサプライチェーン全体での輸配送や在庫の最適化を目指し、日用品メーカー13社、物流事業者12社協働での物流改革への取り組みが評価されたもの。

日用品業界では、複数のメーカーが共同物流を実施するなど、物流の最適化・効率化に取り組んできた。近年は、事前出荷情報(ASN)を活用することによって、検品レス・伝票レスを実現し、大幅に時間短縮をするなど、物流改革を進めている。ASN(Advanced Shipping Notice)とは、発荷主から着荷主へ向けた事前出荷情報。出荷元コードや届け先コード、発注番号、商品コード、納品数量等の項目からなる。

今後も、日用品メーカーを会員とする「日用品サプライチェーン協議会」を窓口として、流通事業者、物流事業者、関連団体・行政等との連携を強化し、安定した物流品質を確保しながら、サプライチェーン全体の最適化と効率化に取り組み、社会課題の解決に貢献するとしている。

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