長瀬産業は2月27日、スタートアップ企業のenstemと資本業務提携を締結したと発表した。
enstemは、ウェアラブル機器を用いた生体データ事業を行っており、長瀬産業の出資を受けて、運輸業界のドライバー向けに健康起因による事故や居眠りを防止する「Nobi for Driver (ノビフォードライバー)」などの開発強化に取り組む。
長瀬産業は、既存事業とは異なる視点での事業創出を目的としたスタートアップ企業への投資活動の高度化を目的に、2023年よりCVC活用を開始。
今回の資本業務提携は、CVCを活用した取り組みの一環で、enstemへの出資を通じて製造業DX・サプライチェーンDX領域でのナレッジを獲得することで、新たな事業創出を目指す。
今後もNAGASEグループは、「ものづくりの課題を素材(マテリアル)を通じて解決する」企業として、新たな価値を提供していくとしている。
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