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長瀬産業/子会社の東拓工業が沖縄工場を移転、県外販売も強化

2025年01月07日/生産

長瀬産業の子会社東拓工業は1月7日、沖縄県うるま市で操業しているパイプ製造の工場を同市内で移転すると発表した。

移転により生産能力を拡大し、2025年10月の稼働を目指す。

東拓工業は2012年に沖縄工場(沖縄県うるま市州崎7-20)を開設し、那覇空港の拡張工事や県内の多数の橋梁建設など、多くのインフラ整備や公共事業向けに地中埋設電線保護管やPC橋梁用ケーブルダクトなどの製品を供給してきた。この移転により、生産効率と生産能力のさらなる向上を目指し、生産と在庫管理を同一工場内で統一し製造から出荷までの一貫体制を整備する。

これにより生産能力は1.5倍以上に向上し、より効率的かつ安定した供給が可能となる。また、新たに土木用排水パイプと半導体製造装置にも用いられる耐熱ダクトホースの製造を開始する。これまで沖縄県内の需要が中心だったが、県外への販売も強化し、地域発展及び国土強靭化に引き続き貢献していくとしている。

■概要
名称:東拓沖縄工場
移転予定地:沖縄県うるま市
敷地面積:5200m2
延床面積(建物):1500m2
着工:2025年2月予定
完成:2025年8月予定
稼働:2025年10月予定

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