大阪ガス都市開発は3月21日、東急不動産、ダイビルの2社と共同で柏開発特定目的会社（以下、TMK）が計画している「（仮称）柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト」に事業参画すると発表した。
TMKは千葉県柏市の土地を取得済みで、敷地面積は5965m2、延床面積は1万2382m2となる。2026年冬に着工し、2027年夏の竣工を予定している。
大阪ガス都市開発は以前から物流施設事業に取り組んでいるが、昨今の冷凍冷蔵食品消費量の拡大・2030年のフロン規制対応に伴う既存倉庫の建替えといった社会的ニーズに対応するため、今回初めて「冷凍冷蔵倉庫」の開発に参画する。
施設では環境に配慮した自然冷媒を採用し、冷凍エリアにおいては+5℃～－25℃の範囲で温度設定が可能なチルド･フローズン対応の冷凍冷蔵設備を導入する予定。
開発地は東京都心から直線で約30km、常磐自動車道「柏IC」と国道16号との結節点から約1.3kmの好立地。同エリアは関東各方面への配送拠点として利便性が高く、物流施設の集積エリアとなっている。同社は今後も、関西圏・関東圏を中心に物流施設事業の拡大に努めていくとしている。
■施設概要
名称：（仮称）柏冷凍冷蔵倉庫開発プロジェクト
所在地：千葉県柏市新十余二8-1
敷地面積：5965m2（約1804坪）
延床面積（予定）：1万2382m2（約3745坪）
建物着工時期（予定）：2026年冬
建物竣工時期（予定）：2027年夏
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