ロジレスは4月21日、EC自動出荷システム「LOGILESS」の有料オプションプラン「LOGILESS Plus[WMS]」として、スマートピッキングの新機能リリースを発表した。
「LOGILESS Plus[WMS]」とは、OMS(受注管理システム)とWMS(倉庫管理システム)の一体型システム「LOGILESS」において、より効率的な倉庫オペレーション目指すもの。これまで、送り状発行のAPI連携や、電話サポートのオプションをリリースしてきた。
今回の新機能では、複数伝票をカート間口と紐付け、最適な順序に自動で並べ替え。ピッキング先のロケーションや商品情報がデバイスに表示され、複数伝票の同時ピッキングができるようになる。
ピッキングの精度向上、梱包作業までのリードタイム短縮、ピッキング時の移動距離削減などが期待できるという。
EC市場の拡大に伴い、倉庫現場では、多品種少量出荷の増加や人手不足が課題となっている。
短期雇用で倉庫作業に不慣れな人がピッキング作業を行うことも増え、ミスを抑え作業効率化を図ろうと、従来のアナログな手法とは異なるピッキングのための機能を開発した。