郵船ロジスティクスは5月13日、ユニクロがヨルダンの難民・国内避難民へ寄贈する機能性インナー「ヒートテック」約53万着を輸送したと発表した。
ユニクロは2024年の冬から、全世界で100万点規模のヒートテック等を寄贈する活動「The Heart of LifeWear」を開始。世界の難民や子どもたちや災害被災者など、十分に暖を取れない困難な状況に置かれた人々の生活を少しでも快適にするための支援を行っている。
今回の活動では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)を通じてヨルダンの難民キャンプへ「ヒートテック」を寄贈した。
<ヨルダンの難民・国内避難民を支援>
郵船ロジはこれまでも世界中の災害支援、環境保全、福祉、文化支援などの社会貢献活動を行っており、ユニクロ社の活動に賛同し、日本からヨルダンの難民キャンプまでの輸送をサポートした。預かった約53万着のヒートテックは、同社施設でダメージ防止策を施したULDに積み付け、日本からヨルダン・アンマンまで輸送した後、難民キャンプまで配送した。
「ユニクロ社の心を届ける難民支援に輸送という形で携わることで、厳しい生活を強いられている人々に少しでも快適さを提供したいという想いに協力することができた」と同社。今後も、ビジョンに掲げる「私たちはロジスティクスで、人を、ビジネスを、社会を、より良い未来へつなげます。」を実現するため、世界中のさまざまな活動を支援する方針だ。
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