佐川急便、順豊エクスプレス（本社：中国深圳）、eBackHome （本社：中国香港）は7月22日、訪日観光客が旅の動線上から直接海外へ荷物を発送できるサービスの対象エリアに、韓国と米国を加えると発表した。
2024年9月から中国、香港、台湾、マカオ向けの発送トライアルを実施。今年8月1日の預かり分から順次、拡大エリアに発送できるようになる。
＜氏名と予約番号を記入したステッカーを荷物に貼付しカウンターに持ち込み、予約完了画面を提示する＞
主要な観光地、駅や空港などに設置している佐川急便の宅配カウンターから、手荷物や土産などの購入品を直接、海外へ発送できる。
専用サイトから荷物の発送申し込みと同時に集荷予約でき、佐川急便のドライバーが国内の指定場所で荷物を預かる。
順豊エクスプレスのアジア圏に広がる国際輸送ネットワークと、eBackHomeの多言語による国際カスタマーサポートや通関データ整理業務を組み合わせることで、安全かつスピーディーに世界各国へ届けられるのが特長だ。インボイス、国際送り状、禁制品の確認、梱包などもパッケージに含まれる。
佐川急便は観光客の「手ぶらサービス」に注力しており、今後は、宅配カウンターだけでなく、レジャー施設やゴルフ場、土産店、宿泊施設などからも海外発送できるよう、三者間の連携を強化しサービス向上に努めたいとしている。
なとり、佐川急便ほか／鉄道モーダルシフトで物流環境大賞「奨励賞」受賞
