ESRは10月2日、事業の効率化と中核分野への集中を目的とする戦略の一環として、不動産アセットマネジメント会社であるケネディクスへの投資の回収を完了したと発表した。
三井住友ファイナンス&リース(SMFL)の完全子会社であるSMFLみらいパートナーズ(SMFL みらいパートナーズ)が、ケネディクスにおけるESRの持分30%を取得した。これに伴い、SMFLグループは、ケネディクスの全株式を保有することとなる。
この取引は、ケネディクスおよび同社プラットフォーム本来の強固な価値が高く評価され、その評価を踏まえた条件で合意された。
ESRのスチュアート・ギブソン共同創設者・共同CEOは「SMFL グループの完全所有のもと、ケネディクスの事業が今後も成長と成功を続けていくことを期待する。この取引は、ESRと三井住友銀行(SMBC)グループ全体が築いてきた相乗的かつ長年にわたる関係を裏付けるもの。また、投資が回収されたことで、私たちは、事業の最適化と資本の再活用によってステークホルダーに価値をもたらすという戦略的変革を加速させることができる」と述べている。
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