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ESR/三重・木曽岬町の物流施設で地域住民が防災訓練

2025年03月03日/物流施設

ESRは3月2日、三重県桑名郡木曽岬町との防災協定に基づき、同町の防災訓練に、指定緊急避難場所となっている「ESR弥富木曽岬ディストリビューションセンター(DC)」施設の一部を提供した。

<弥富木曽岬DC>20250303esr2 - ESR/三重・木曽岬町の物流施設で地域住民が防災訓練

「弥富⽊曽岬DC」は、2022年4月に竣⼯した延床面積15万5332m2のマルチテナント型物流施設で、耐震構造の4階建て。

町内に⼤規模な地震・台⾵等による洪⽔・⾼潮等の災害が発⽣した場合や、発⽣する恐れがある場合、協定により、ラウンジなど建物と敷地の一部を地域住民らのために利用することになっている。

<防災訓練で多くの地域住民が集まった避難場所のラウンジ>20250303esr1 - ESR/三重・木曽岬町の物流施設で地域住民が防災訓練

3月2日の防災訓練では、実際に避難サイレンを鳴らし、それを合図に地域住民が自宅から施設へ避難。4階のラウンジに集まった。

⽊曽川河⼝のデルタ地帯に位置する⽊曽岬町は、海抜0mの堤防に囲まれた地域。近隣に⾼い建物もなく、約30mの⾼さがある物流建物の最上階ラウンジは、垂直避難にも有効な施設として機能するという。

「弥富⽊曽岬DC」ではBCP対策として、⾮常⽤自家発電設備を整備し、停電時でも防災センター、荷物⽤エレベーター、トイレ等が約24時間利⽤できる保安⽤電源を確保している。

また、⽊曽岬町との災害協定締結後は、3日分の保存⾷(50人分)、簡易トイレ、飲料⽔、トイレットペーパーを備蓄している。

ESRは、⼊居企業と施設で働くワーカーのみならず、地域社会や周辺住民にも安全・安⼼な環境を提供していきたいとしている。

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