ブルボン、岩塚製菓の菓子メーカー2社と、京葉流通倉庫、大東実業、朝日物流は、新潟~関東間で25mダブル連結トラックを活用した共同配送の本格運行を開始した。
<出発式でのテープカットの様子>
新潟県に生産拠点を持つ菓子メーカー2社が、25mダブル連結トラックで関東に向けて製品を共同輸送し、関東からは異業種の貨物を混載・共同輸送することで、「CO2排出量40%削減」「ドライバー稼働を約半数に削減」などの効果が見込まれるとしている。
<運行スキーム>
本格運行に先立って昨年度、亀田製菓を含む3社の菓子メーカーなどでトライアル運行を行っており、「サービスエリアでの駐車スペース確保」などの課題があったものの、おおむね問題なく運行できることが確認できたため、1週間に1・5往復程度の本格運行に移行した。
新潟県内企業が主体となる初の事例であり、地方発のサステナブル物流モデルとして、他地域への水平展開も視野に入れており、今後も製配一体となって持続可能かつ競争力あるフードサプライチェーン構築に向けて協業を進める。
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