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トラスコ中山/選択的「週休3日」導入、1日の勤務7.5を9時間で

2024年12月09日/SCM・経営

トラスコ中山は12月から、「選択的週休3日制度」を本格導入した。1日当たりの勤務時間を7.5時間から9時間に増やすことで、週に3日の休日を取得できる。

社員が安心して長く働き続けられるようにするための取り組みで、希望者は事業所長の承認を得て開始する。

<選択的週休3日制度>
20241209nakayama - トラスコ中山/選択的「週休3日」導入、1日の勤務7.5を9時間で

この制度では、「週休3日」にすると、勤務時間が午前9時から午後7時までとなり、休日は日曜と、祝日含む月~土曜の中から2日選び、計3日取得する。

休日が1日増えることで、仕事とプライベートのバランスがとりやすくなるほか、業務量の繁閑に応じた労働時間を確保することで、生産性向上や業務負担の最適化を目指す。

導入前の今年5~9月の5か月間、一部の本社部署、営業拠点、物流センターで制度をトライアル実施したところ、「子どもの行事参加や通院、役所の手続きなどに充てられた」「平日休みの家族や友人と休みを合わせられた」などの声が上がったという。

仕事の効率化に関しても、1日の所定労働時間が増えることで、作業時間の前倒しや後ろ倒しが可能になり、業務効率化につながったり、土曜や祝日に稼働している拠点では労働力の安定確保につながったりもした。

トラスコ中山は今回の制度導入により、プライベートのまとまった時間の確保と仕事の生産性向上を両立させ、働き方の多様化を支援することで、より良い職場環境づくりを進めていきたいとしている。

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