ロボトラックは10月15日、国土交通省による「自動運転トラックによる幹線輸送の社会実装に向けた実証事業」に採択されたと発表した。
同社は、オリックス自動車を代表企業とするコンソーシアムにおいて、セミトレーラー型自動運転トラックの開発に着手。自動運転トラックの技術開発を担う。
また開発成果として、新東名高速道路近郊にある物流拠点間で、自動運転トラックを用いた実証走行を予定している。
なお採択されたコンソーシアム「L4物流自動運転トレーラー推進協議会」には、センコーが物流事業者として参加している。
国土交通省では、トラックドライバーの担い手不足の解消や物流効率化を進めるため、自動運転トラックを活用した幹線輸送サービスの自動化による物流の効率向上効果を検証し、自動運転物流の社会実装を推進する取組を進めている。
物流事業者や自動運転技術など民間事業者等が行う、自動運転トラックによる実証事業を支援する補助事業については、同協議会とT2、ヤマト運輸、豊田通商の4件が採択されている。交付決定額は約4億4400万円。