ハコベルは11月12日、トラック予約・受付システム「トラック簿」で、QRコード受付機能の提供を開始すると発表した。
QRコード受付機能は、物流拠点に到着したトラックドライバーが、受付窓口に設置されたQRコードを読み取ったスマートフォン上で受付手続きを行うことができるため、倉庫や物流拠点の受付所での待機時間が短縮されるほか、受付用のタブレット端末等の設置が不要となり「トラック簿」導入拠点の設備投資負担を軽減する。
QRコードを読み取れば情報入力の完了前であってもその場を離れられるため、予約が集中しやすい時間帯の受付窓口の混雑緩和が期待できる。
バースの混雑緩和やトラックドライバーの荷待ち・荷役時間削減や物流拠点の業務効率化に向け、全国で「トラック簿」の導入が拡大。「トラック簿」は、ドライバーの受付をタブレット端末やPCで実施する仕組みにより、従来は手作業・紙の記入が中心だったドライバー受付の作業を大幅に効率化してきた。
一方で、受付に設置した端末が少ない場合には、タブレット操作の順番待ちでドライバーを待たせる懸念や、受付用端末の導入・維持コストを軽減したいといった希望が寄せられていたことから、ドライバー・物流拠点のいずれの負担も軽減できる機能として、QRコード受付機能の提供を開始することにしたもの。
ハコベル/「トラック簿」導入でトラック待機列解消の事例を公開
