川崎汽船は12月8日、シンガポールのグループ会社である K Marine Ship Management Pte. Ltd.(KMSM」)、K LINE MARINE & ENERGY PTE. LTD.(KME) とともに、11月19日に研修施設があるインドで船員教育活動のセミナーを行った際に、デリーで、植樹活動を実施したと発表した。
セミナー開催地であるHotel Radisson Blu, New Delhi の協力のもと、当日はインド人船員に加え、KMSM及びKME の陸上スタッフ、川崎汽船からは藤丸専務執行役員が植樹活動に参加した。
植樹活動では、現地気候に適した多様な樹種を選定している。生物多様性保全のみならず、森林によるCO2吸収という気候変動対策にも資する活動と位置付けており、地域の景観向上にも寄与することが期待されている。植樹後の維持管理についても、船員供給国であるインド地域社会と連携しながら継続的に取り組んでいく予定だ。
グループでは、環境に係る長期指針「“K”LINE環境ビジョン2050」に基づき、自社の低・脱炭素化および社会の低・脱炭素化支援に向けた様々な取り組みを推進している。活動を通じて、グループの社員一人ひとりが環境への関心を高め、自然資本と気候変動との包括的な理解のもと、持続可能な未来の構築に向けて今後もグループ一丸となり継続的に取り組みを進めていくとしている。
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