国土交通省が11月30日に発表した9月分のトラック輸送情報によると、特別積合せ貨物(調査対象24社)の総輸送量は515万5000トン(前年同月比4.6%減)、宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億6735万4000個(5.8%増)となった。
調査対象25社における品目別及び地域別輸送状況での品目別では、前年同月との比較では工場・生産地からの貨物減が「農水産品」以外のすべての品目で、倉庫から出る貨物減が「日用品」で見られた。
地域別の前年同月との比較では、「東北」、「関東地方」、「北陸信越」、「中部地方」、「大阪」 、「兵庫」 及び「中国」で貨物減となっている。
全国の一般貨物トラック事業者(本月の回答事業者780社/調査対象事業者数1001社)の輸送量は、前月比9.3%増、前年同月比3.7%減だった。
国交省/5月の鉄道貨物数量0.3%増、貨物トンキロ5.8%増