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日東工器/約112億円投じ、福島県福島市に新工場建設

2022年11月29日/生産

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日東工器は11月29日、約112億円投じ、福島県福島市に新工場を建設し、生産供給体制再編を行うと発表した。

新工場では日東工器グループの全製品を生産できるマルチ工場化を念頭に、スマートファクトリー実現に向けたモノづくり改革やマテハン改革、システム改革を実施し、生産の省力省人化および効率化に取り組む。そして、生産性向上による安定的な供給体制の整備と売上収益向上を目指す。

また、脱炭素への取り組みとしては、太陽光発電や地下熱等を利用。オイルミストフリーや危険な作業工程の自動化、バリアフリー化等、地球にも従業員にも安全で働きやすい職場環境を整える。

なお、日東工器グループは、中期経営計画2023の方針として、「新しい生産体制の構築」を掲げている。同社グループ会社であるメドテックと白河日東工器は、工場建屋の老朽化により数年来、生産体制の検討を進めていたが、マルチ工場化を視野に入れ、2工場を集約できる用地取得および新工場建設を計画することになった。

■新工場の用地および建設計画の概要
用地 (所在地):福島県福島市大笹生字宮ノ下 1-1 ほか
用地購入相手先:福島市
用地 購入方法:公募販売への申込
事業内容:建築機器(ドアクローザ)、電動ドライバ「デルボ」、機械工具、迅速流体継手「カプラ」、小型ポンプの製造
敷地面積:2万8183m2(8525坪)
延床面積:1万9934m2(6030坪)
建屋構造:鉄骨造3階建
投資金額:合計約112億円

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