商船三井は5月21日、インド、フィリピンなど世界5拠点で2月から4月にかけ「MOL Safety Conference 2025」を開催したと発表した。
商船三井グループの安全運航を担う船員を対象としたもの。昨年インドネシアに開設したLNG船員の配乗合弁会社「PT McMOL Crewing International」も対象に加え、合計781人が参加した。
「Safety Conference」は2007年から毎年開催しており、今年は「MY GOAL, ZERO HARM」をテーマに実施。船上作業に潜むリスクや不安全行動について実際の船上作業を題材に意見交換し、理解を深めた。
また船上ICTの拡大に伴うサイバー攻撃への注意喚起、船上でのハラスメント防止など、様々な角度から安全品質向上のため議論を行った。
■開催地と参加した船員数
東京(日本)86人
ムンバイ(インド) 208人
マニラ(フィリピン) 301人
ドゥブロブニク(クロアチア) 138人
ジャカルタ(インドネシア) 48人
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