日本航空（JAL）とProdroneは6月3日、名古屋鉄道とともに取り組む物流ドローンの実証プロジェクトが、愛知県の『あいちモビリティイノベーションプロジェクト「空と道がつながる愛知モデル2030」物流ドローン社会実装モデル推進事業業務委託』に採択されたと発表した。
＜愛知県が進めるプロジェクトの「田園・離島モデル」イメージ＞
愛知県が推進する本プロジェクトは、ドローンを活用した持続可能な物流サービスの社会実装を目的としている。
JALとProdroneは、名古屋鉄道の地域ネットワークや実証実験の経験を活かし、離島において2025年度中に約1か月間、地域課題解決のためドローン物流の実証実験を実施する。有人地帯で補助者なしの目視外飛行を行う「レベル4飛行」や、遠隔監視の技術を活用し、効率的かつ持続可能な物流オペレーションの確立を目指す。
また、それぞれProdroneはドローン期待の提供と運航、JALは既存のドローン事業で得たノウハウを本事業に活用する。
同社は今後、実証を通じて、2026年度以降の事業化に向けた課題の洗い出しや住民ニーズに即したサービス設計の検討などを行い、ドローン物流の早期社会実装を推進していくとしている。
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