西日本旅客鉄道(JR西日本)など5社は6月28日から、玄界灘で水揚げされた鮮魚を新幹線で輸送し、当日中に大阪で販売する事業を始める。
福岡県宗像市、大起水産、ジェイアール西日本マルニックス、JR西日本SC開発との連携によるもの。新幹線の「安定性」と「速達性」を最大限に生かし、毎週金曜日に行う。
この事業では、宗像市の鐘崎漁港で朝水揚げした鮮魚を、当日中に提供できるよう新幹線で「博多駅」から「新大阪駅」へ輸送する。
関西エリアでの新幹線を使った鮮魚の定期輸送・販売は、初めての取り組みという。
運ばれてきた鮮魚は、JR西日本SC開発が運営する大阪駅直結のショッピングセンター「ルクア大阪」で、準備できしだい提供。地下2階、大起水産の「魚と海鮮鮨酒場 街のみなと」で午後4時ごろから販売開始する。
定期輸送開始に伴い、6月28日に同会場でオープニングイベントを行う予定だ。
JR西日本/新大阪・広島・博多で新幹線の当日輸送サービス開始