日本郵船は6月27日、グループが運航・管理する液化天然ガス(LNG)運搬船「LNG BARKA」、及び運航するばら積み船「LILY FORTUNE」の2隻が、日本水先人会連合会主催の「ベストクオリティーシップ2024」を受賞し、6月26日に表彰式が行われたと発表した。
＜受賞したLNG BARKA＞
＜受賞したLILY FORTUNE＞
2024年度は審査の対象となった約2万4000隻で、受賞船9隻のうち2隻が同社グループ関係船となった。
＜盾と表彰状＞
同賞は、船舶の安全運航と港湾や海洋環境の保護に関する意識の醸成を目的として2003年度に創設された。毎年9～10月に全国の水先区で水先人が乗船した船舶の中から特に優秀とされた船舶（10隻以内）が選ばれている。
選定に際しては、安全かつ確実に水先人が乗下船できる設備、BRM（操船に関する指揮所である船橋（ブリッジ）における人的リソースの活用などを目的とする管理手法）に関する十分な訓練、統一された船内の指揮命令系統、安全運航に対する乗組員の高い意識、水先人への万全な協力体制などが総合的に評価され、今回の受賞につながった。
■受賞した船の概要
LNG BARKA（船名：エルネヌジ－ バルカ）
船種：LNG（液化天然ガス）船
全長：289.5m
全幅：49m
総トン数：12万1514 トン
船舶管理：NYK LNG シップマネージメント
運航会社：日本郵船
LILY FORTUNE（船名：リリ－ フォ－チュン）
船種：ばら積み船
全長：234.9m
全幅：18.3m
総トン数：5万2307 トン
船舶管理：美須賀海運
運航会社：日本郵船
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