大林組は7月9日、愛知県名古屋市において開発していた物流施設「OAK LOGISTICS CENTER 名古屋」が、5月31日に竣工したと発表した。
名古屋市の中心部から約4kmの距離に位置し、名古屋高速「高辻」出入口、「堀田」出入口から至近。
名古屋高速を経由して名神高速道路、東名高速道路、中央自動車道などを利用した関西圏・関東圏も含む広範囲へのアクセスにも優れている。周辺には住宅街が近接しており、雇用環境にも恵まれた立地条件となっている。
施設スペックは、地上4階建てのBOX型、延床面積2万3423m2で、地上階には高床式のトラックバース(14台)を備えている。
各階は最大床荷重1.5/tm2、2.5tカウンターフォークリフトが走行可能な仕様とし、1棟貸し(倉庫面積約2万2214m2)もしくは、2区画に分割することが可能。
屋根上には、太陽光発電設備(DC出力約800kW)を設置し、再生可能エネルギー由来の電力を直接供給する。これにより、施設全体の電力需要の約80%が賄われると同時に年間86tの温室効果ガス排出削減効果が見込まれ、テナント企業の環境負荷低減に貢献。CASBEEのAランク、ZEBの環境認証も取得している。
■施設概要
名称:OAK LOGISTICS CENTER 名古屋
所在地:愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14-16
交通:名古屋高速「高辻」IC(約1km)「堀田」IC(約2km)
敷地面積:8847.24m2(2676.29坪)
延床面積:2万3423.00m2(7085.45坪)
貸床面積
<1棟貸し>約2万2214.82m2(約6719.97坪)
<分割>
区画1:約1万1010.28m2(約3330.61坪)
区画2:約1万378.2m2(約3139.41坪)
規模・構造:4階建て/S造
駐車場台数:乗用車:56台
その他:トラックバース1階高床式14台、床荷重1.5t/m2、梁下有効:5.5m
設計:矢野一級建築設計事務所・大林組
名古屋支店一級建築事務所設計監理共同体
施工:大林組
着工:2023年12月1日
竣工:2025年5月31日