伊藤園と森永製菓は7月30日、両社の物流パートナーである日本通運を通じて、群馬~北海道間での重量・軽量貨物混載による共同輸送を開始したと発表した。
伊藤園の飲料を1段積みした際の上部空きスペースに軽量貨物である森永製菓の菓子を積み共同輸送するもので、両社が個別に群馬~北海道間で製品を輸送していた従来の方法に比べて、トラックの使用台数を約 24%削減できる。
<トラックの荷台への積載状況と共同輸送のイメージ図>
協業混載を行う際は、積み下ろし箇所が増えるためトラックドライバーの長時間労働が課題となるが、日本通運が車両の手配や群馬県内の出荷倉庫を調整し、積み地を1か所に集約することで課題を解消した。