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日本アジア投資/物流施設を手掛けるKICホールディングスを子会社化

2025年09月30日/SCM・経営

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日本アジア投資は9月30日、KIC ホールディングス(KIC HD)の発行済み株式の60%を2026年1月に取得(取得価額は2億円)、子会社化することについて決議したと発表した。

KIC HDは物流施設の開発会社であり、直近では、そのノウハウを活用してデータセンター施設の開発も手掛けている。現在開発しているデータセンター施設は受電容量が国内でも最大級規模の大型プロジェクトであり、土地の取得や造成、建物の建設等により2029年12月末にはデータセンター施設の建設費が2200億円規模となる見込み。

また、KIC HD傘下のKICアセット・マネジメント(KIC AM)は、金融商品取引業などのライセンスを保有しており、物流施設などのアセット・マネジメント事業、アドバイザリー事業、証券化事業を手掛けている。

日本アジア投資は、KIC HDの子会社化を通じて、注力投資分野であるデータセンターのプロジェクト案件や開発ノウハウを取得するともに、KIC AMの保有するライセンスを活用し将来的に不動産ファンドを組成することで、安定したアセット・マネジメント収益の拡大を目指す。

なお、これまで、日本アジア投資はKIC HDに対しベンチャー投資を行いその成長性を支援していた。しかしながら、最近になって KIC HD が日本アジア投資の注力投資分野であるデータセンター・プロジェクトにおいて、受電容量が国内でも最大級規模の大型データセンター施設の開発を手掛けるようになったことや、日本アジア投資が将来不動産を投資対象とするファンドを組成するには KIC AM の保有する金融商品取引業などのライセンスが必要となることから、今般、KIC HD の株式を追加取得して子会社化することにしたもの。

■移動する子会社の概要
名称:KICホールディングス
所在地:東京都千代田区神田錦町3-19
事業内容:持株会社、不動産開発事業、プリンシパル投資事業
資本金:9900万円(2025年8月末時点)
設立年月日:2018年6月20日
大株主及び持株比率:峯田 勝之 42.7%、ケーエム 40.6%、日本アジア投資 16.7%
経営成績:2024年12月期の連結売上高2億7600万円、営業損失2億3600万円、経常損失2億3600万円、株主に帰属する当期純損失2億3600万円

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