キユーソー流通システムが9月30日に発表した2025年11月期第3四半期決算によると、売上高1506億9500万円（前年同期比3.8％増）、営業利益44億5100万円（9.7％減）、経常利益37億6800万円（15.3％減）、親会社に帰属する当期利益20億8100万円（14.8％減）となった。
セグメント別では、共同物流事業の売上高は1021億5400万円（3.7％増）となり、営業利益は22億3100万円（4.2％減）となった。
売上高は適正料金施策や既存取引の拡大などにより、前年を上回った。利益面は、増収による利益増加やコスト改善が進捗したものの、運送・倉庫のコストアップなどにより、前年を下回った。
専用物流事業の売上高は298億3800万円（0.9％減）となり、営業利益は11億1400万円（1.0％増）となった。
売上高は国内における車両・燃料販売の増加や、インドネシアの配送業務の取引拡大などにより、前年を上回った。利益面は、増収による利益増加があったものの、インドネシアにおける保管貨物の減少などにより、前年を下回った。
通期は、売上高2000億円（2.5％増）、営業利益56億円（0.7％増）、経常利益42億円（14.1％減）、親会社に帰属する当期利益23億円（13.6％減）を見込んでいる。
キユーソー流通システム 決算／12～5月の売上高4.5％増、営業利益5.2％減
