イージスワンは10月10日、同社が提供する運送業向け業務支援クラウドサービス「AEGISAPP(イージスアップ)運送業」に、2025年4月に施行した改正貨物自動車運送事業法に対応する新機能「実運送体制管理簿 自動作成機能」を実装したと発表した。
「AEGISAPP運送業」は運送業の現場から経理・経営層まで共通のデータ基盤を活用し、一気通貫の業務処理を後押しするサービス。新たに、元請・一次請など請負階層にある運送事業者が、法改正により義務化された「実運送体制の把握および管理簿作成」を、受注データ入力から自動化・電子化する機能を追加した。
法改正により真荷主への情報書面の交付や、実運送会社情報の把握・通知・帳票化などが義務付けられている。
特に請業者は、すべての実運送会社とその請負階層を正確に把握し、月次で管理簿にまとめる義務があり、新機能はそうした実務を半自動化し、法令遵守と監査対策を支援するもの。
イージスワンは今後も、「労働時間の見える化」「物流DX」「法令遵守」「現場と経営のデータ連携」を軸に、運送業界の業務改革を支援していくとしている。