ギオンは10月11日、神奈川県愛川町のギオン首都圏ターミナルで「第2回ギオンフォークリフト競技会」を開催した。
競技会は、日ごろの業務で培われる技術レベルの維持・向上と、安全作業の基本知識の再徹底を目的に実施され、全国各地の営業所から選抜された14人のフォークリフトオペレーターが参加した。
午前中は、あらためて安全操作の知識を確認するため、トヨタL＆F神奈川による安全講習座学行い、その後の学科試験では、フォークリフト操作に関わる法令、運転操作の原則など、事故防止の根幹となる知識が厳しく問われた。
＜学科試験の様子＞
午後の実技試験では、現場で最も使用頻度の高いリーチフォークを使用し、ネステナー（スチール製の保管ラック）の上に積まれたパレットのブロックを、向かい側のネステナーへ移動させるというコースで実施。採点項目は細かく分かれており、基本的な操作から荷役作業まで正確性が問われた。
＜実技試験の様子＞
学科試験、実技試験の結果をもとに表彰が行われ、優勝した神奈川第二センターのSさん、準優勝となった寒川センターSさん、第3位の岩槻センターNさんの上位3人には副賞として賞金が贈られた。
＜優勝した神奈川第二センターSさんによる模範演技＞
優勝したSさんは、「優勝は、新しく入ってきた社員を指導する立場としても大きな励みになった。大会を通して何よりも一番大切だと感じたことは、フォークリフトに乗らない歩行者目線での安全確保。今後は事故ゼロはもちろんのこと、お預かりしている商品の品質保持に貢献したい」とコメントした。
