ナビタイムジャパンは11月5日、同社が提供するトラック専用カーナビアプリ「トラックカーナビ by NAVITIME」で、物流施設や工場などの大型施設が定める入庫導線を考慮したルート検索を提供開始した。
工場や物流施設などの大型施設では、周辺道路の混雑や事故防止のため、施設を運営する事業者と自治体や所轄の警察署との間で、大型車が施設へ入庫する際の導線が定められている場合がある。
「トラックカーナビ」では2024年から、物流施設への右折入庫禁止対応ルートや、施設のトラック向け出入口を考慮したルート案内機能を提供している。
新たに提供する機能は、入庫導線が定められている対象施設を目的地に設定すると、自動的にその入庫導線を利用するルートを検索・案内することができるというもの。入庫導線が複数ある場合も最適なルートを提案するため、ドライバーは入庫導線を意識することなく、取り決めに沿ったルートで入庫できるようなる。
なお同機能の第一弾として「GLP ALFALINK尼崎」の各棟への入庫導線に対応。「GLP ALFALINK尼崎」を目的地に設定すると、トラックが流入してくる方面と各棟に応じた入庫導線を通るルート検索が可能となる。
日本GLP/福岡県粕屋町のIC近接地に9.6万m2の1社専用物流施設着工
