東京流通センター（TRC）は11月11日、テナント企業へのサービス向上を目的として、TRCおよびテナント企業が利用するクラウドサービス「Armada テナントマイページ」へテナント企業の情報掲載を開始したと発表した。
＜ 「Armada テナントマイページ」活用によるテナント企業の情報発信支援イメージ＞
この取組は、テナント企業のサービス紹介や空き床情報などの共有を通じて、テナント企業間での連携やマッチングを促進し、事業機会の創出を支援するものであり、構内に約200社の企業が入居し、構内でひとつの「街」を形成しているTRC特有の取組と言える。
これまでTRCでは、営業担当者を介した紹介やテナント交流会の開催を通じて、テナント企業間のマッチングやネットワーク構築の支援を行ってきたが、今回の取組により、テナント企業は自社の情報をより迅速かつ広範に発信し、他テナント企業との協業や新たなビジネス展開の可能性を見出すことが可能となる。
2024年11月より、グラフェン ユニファイが提供する「Armada テナントマイページ」を導入し、各種申請受付や問い合わせ対応、TRCからの情報発信などに活用してきた。今回の情報掲載は、テナント企業からの声を反映したものとなる。
TRCは1967年の設立以来、テナント企業の事業成長を支える施設運営に努めており、2025年8月には新たに「CLOサポートユニット」を立ち上げ、より実践的かつきめ細やかな支援体制を強化している。
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