東京流通センター(TRC)は8月8日、テナント企業や協力会社などを対象とした「TRC夏祭り」を初開催した。
東京都大田区平和島に位置する都心型物流施設を新たな交流の場にしようと、約2500人が参加した。
会場では、キッチンカーで飲食を提供したり、射的や輪投げなどの縁日ブースを設けたりしたほか、カラオケ大会はテナント企業を中心に出演し、大盛り上がり。
また、5月に発足した「平和島自動運転協議会」に関する展示なども行い、企業の垣根を越えて交流した。
TRCは、約15万m2の敷地に4棟の物流施設(総延床面積約40万m2)、2棟のオフィスビル、イベントホールを持ち、1967年の設立以来、首都圏の物流を支えてきた。
現在は「人×街×物流 新たな価値創造の場」という理念のもと、物流拠点を「物の集積地」から「企業や地域をつなぐプラットフォーム」へ進化させようと取り組んでいる。
中でも「平和島自動運転協議会」は、物流業界で社会課題となっている人手・ドライバー不足の解決策として、自動運転技術の社会実装に向け、TRC構内で随時、参画企業が協力し実証実験を行っている。