総合物流事業を展開するギオンは12月5日、全社的な安全意識の向上とドライバーの運転技能向上と事故削減を目的に、11月25日に初となる「ドライバーコンテスト」を開催したと発表した。
自社の拠点である神奈川県の「ギオン厚木センター」で実施し、全国の各拠点から選出された代表ドライバー9名が参加。午前中に実技競技と安全講習座学、午後に学科試験を実施し、総合的な評価を行った。
実技は、4t車を使用し出入り口が一つしかない四角形の狭いスペースに前進で進入し、切り返しを行いながら方向転換し前進で脱出する「たこつぼコース」で実施。プロのドライバーに求められる、正確な車幅感覚と高度な車両操作技術が試された。
同社は事故発生率5%(事故発生件数/保有車両台数)以下の達成を目指し、自社トラックへのAIドラレコの導入やフォークリフト競技会の実施など、安全運行に関する継続的な取り組みを行っている。今回のコンテストは、そうした取り組みの一環となる。
ギオン/安全・正確な運転技術を競う第1回目の「ドラコン」開催

