名古屋市に本社を置く総合物流企業 高末は12月18日、トラックドライバーが企画・運営を担う「第26回 運送安全大会」を11月22日に東海市立商工センターで開催したと発表した。
安全運転に関する意識向上と知識の拡充を目的に、トラックドライバーが主体となり、半年に一度開催している。
大会には異なる営業所に所属するドライバーを中心に54名が参加し、通常業務では接点の少ないドライバー同士が課題や好事例を持ち寄った。各事業所の活動発表や長期間無事故ドライバーの表彰、グループディスカッションなどを実施し、多角的に安全を学び合う場となっている。
グループディスカッションのテーマは「後突事故・居眠り事故、どうしたら防げるか」。参加者それぞれが適性診断の結果をふまえ、事故防止につながる具体的な安全行動について議論を深めたという。
高末では、「無事故」こそ最大の貢献であるという信念のもと、安全を最優先とする企業風土の醸成に取り組んでいる。
特に運送分野においては、基本行動の見直しや改善点、安全ルール策定など現場を熟知したドライバー同士が議論し、自ら決めていく体制づくりを進めており、運転安全大会の企画・運営もその一環となる。
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