JVC・ケンウッド・ホールディングスは2月10日、日本ビクターの海外生産子会社であるビクタータイエ場の生産体制の再編を発表した。
従来、アジア向け液晶テレビなどの民生用ディスプレイ、セキュリティカメラや業務用ディスプレイなどの業務用システム機器を生産していたが、業務用システムおよびカーエレクトロニクスの工場に転換する。
民生用ディスプレイの生産は今春には終了し、不採算事業である民生用ディスプレイ分野の損益改革をさらに進めるほか、業務用システム事業の成長戦略やタイおよび新興市場におけるカーエレクトロニクス事業の成長戦略を推進する。