NIPPON EXPRESSホールディングスグループの日本通運は3月9日、デンマークの風力発電機メーカー大手Vestas Wind Systems(ベスタス)と風力発電設備の物流に関する協業覚書を締結した。両社は覚書を通じて、日本での陸上・洋上風力発電プロジェクトの物流やO&M(運用・保守)分野に関する事業機会について、戦略的なパートナーシップを構築し、協同で推進していく。
日本国内で再生可能エネルギー導入が拡大する中、風力発電設備はブレードやタワーなどの大型・重量物が中心で、輸送ルートの設計から港湾での荷役、一時保管、工事工程に合わせた現場への納入まで、物流全体で極めて高度な専門技術と緻密な工程管理が不可欠となっている。
日本通運はこれまでも、世界88か国で累計201GW(ギガワット)の導入実績を持つベスタスと、国内プロジェクトで風車部品や治工具の輸出入、港湾荷役、保管など重要な物流業務を担い、建設現場へのタイムリーな物資供給を通じてプロジェクトの円滑な進行を支えてきた。
覚書の締結により、建設支援での協力関係を一層強化するとともに、建設完了後も同社のO&Mベースと緊密に連携し、保守に必要な資機材の調達・物流を支援することで、発電所の安定稼働と長期的な維持管理に貢献する。
日本通運/順次出荷と一括納品を両立、国内航空貨物向け新サービス開始
