帝国データバンクは9月1日、第9回目となる東日本大震関連倒産の動向調査を発表した。
それによると、企業倒産は60件判明し、集計開始後初の減少となった前月から一転、2か月ぶりの増加となった。
8月31日時点の累計は320件に達し、震災発生からほぼ半年で、阪神大震災時(123 件)の2.6倍の発生ペースが続いている。
負債総額の累計も6047億3100万円に急増。これは、安愚楽牧場(栃木県)が8月9日に4330億8300万円を抱えて倒産したため。倒産企業の従業員数も5907人と6000人に迫った。
なお、運送部門は2社が倒産、構成比では全体の3.3%となっている。最も多いのが建設部門で13社が倒産、構成比は21.7%となっている。
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