横浜冷凍が5月14日に発表した2012年9月期第2四半期決算によると、売上高574億9400万円(前年同期比8.0%減)、営業利益13億6500万円(48.0%減)、経常利益13億9300万円(47.8%減)、当期利益7億6900万円(33.1%減)となった。
冷蔵倉庫事業は前期にスクラップ&ビルドにより新設した北港及び鹿児島物流センターが、期初より順調に稼働していることに加え、復興需要等による食品貨物の荷動きも回復するなか、引き続き顧客ニーズを的確にとらえた収益重視の集荷活動に取り組んできた。
貨物取扱量の状況は、冷凍食品や畜産品の取り扱いが増加したことで、前年同期と比べて入庫取扱量は約5万8000トン、出庫取扱量は約3万トン、平均保管在庫量も5.2%の増加となったる
売上高は主に保管料収入と荷役料収入が伸びたことで増収、営業利益も新設物流センターの減価償却負担増をカバーし、冷蔵倉庫事業の業績は、売上高100億8300万円(6.8%増)、営業利益は23億9200万円(3.8%増)となった。
通期は、売上高1133億4000万円(8.6%減)、営業利益30億円(28.5%減)、経常利益28億8000万円(33.0%減)、当期利益15億6000万円(6.5%減)を見込んでいる。
横浜冷凍 決算/10~6月の売上高5.2%減、営業利益43.5%増