全日本空輸とヤマト運輸は9月1日、成田・東京(羽田)・関空からANA を利用して海外へ渡航客に、手荷物の手ぶらサービスを開始する。
<サービスイメージ>
手ぶらサービスは、自宅や勤め先などからヤマト運輸の空港宅急便で発送された手荷物について、直接、海外の到着空港の手荷物返却場(ターンテーブル)で引き取りできるサービス。
これにより、海外の到着空港まで重い手荷物を持ち歩くことが不要となる。
成田・東京(羽田)・関空発のANA国際線に搭乗客を対象に、ANAの航空券を予約・購入後、ANAのホームページを経由しヤマト運輸の専用ホームページから申し込みできる。
但し、米国航空当局の制限により、アメリカ路線(ホノルル含む)では利用できないが、出発空港まで手荷物を送る空港宅急便は利用できる。
ANAグループでは「ANAスカイポーター」として同様のサービスを提供してきたが、ヤマト運輸とのサービス開始により、8月31日で終了する。
利用者にとって、インターネットチェックインと併用する事により、出発空港での諸手続きが完全に不要となります。空港到着後、そのまま保安検査場にいける。
さらに、ヤマト運輸のセールスドライバーが印字済みの送り状を提供するため、送り状の手書きが不要となる。
出発空港でANAに引き渡しが完了した段階で、登録のメールアドレスに配達完了のメールを配信するので、手荷物の到着確認が事前に可能となるとともに、出発空港までの配送状況は、ヤマト運輸のホームページ(荷物お問い合わせシステム)で確認できる。
利用料金は、空港宅急便運賃+310円。
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