UDトラックスは8月26日、新大型トラック「クエスター」をタイ・バンコクで発表した。
クエスターの投入で、アジアを始めとする新興国市場を狙う。
クエスターは長距離輸送や配送、建設現場、鉱山開発などの幅広い分野に対応できるよう設計している。
燃費性能に優れた経済効率の高い輸送を可能にするとともに、共通プラットフォームをベースに、新興国の多様なニーズに対応する幅広い大型車種を競争力のある価格で提供する。
同社初となる国外での一括生産を開始する。UDトラックスとボルボ・グループのグローバルな開発・生産ノウハウを駆使し、新興国市場で戦えるトラックを投入する。
2013年第3四半期にバンコクの工場で増産体制に入る。同工場は国内市場向けだけでなく、東南アジアやその他の新興国市場への輸出拠点となり、中国、インドでもそれぞれの市場向けに生産する。