東日本高速道路(NEXCO東日本)関東支社は1月14日、埼玉県警察が本来支払うべき通行料金を不正に免れた不正通行者を詐欺容疑で逮捕したと発表した。
容疑者が流入ICの情報が記録されていないETCカードを出口料金所の係員に差し出し、実際に流入したICと異なるIC(出口IC近隣)から流入したと通行区間を偽った申告を行うことにより、本来支払うべき通行料金の支払いを不正に免れていたもの。
NEXCO東日本関東支社は、これまでも有料道路事業に対する顧客の信頼を損ねることがないよう、「不正通行は許さない」という強い姿勢で取り組んできた。悪質な不正通行を行った者が逮捕されたことは、通行料金負担の公平性確保や不正通行の抑止につながるものととしている。
容疑者に対しては、通行料金の確認を行い、不法に免れた通行料金に加え、割増金(不法に免れた通行料金の2倍)を請求する。