経済産業省が1月31日に発表した12月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1908万kl、前年同月比1.1%減と前年を下回った。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(620万kl、前年同月比9.1%増)、アラブ首長国連邦(386万kl、11.7%減)、カタール(227万kl、3.8%減)、クウェート(142万kl、11.5%減)、ロシア(134万kl、57.7%増)、となっている。
中東依存度は81.7%、前年同月に比べ2.8ポイント減と3か月ぶりに前年を下回った。
燃料油の在庫は1043万kl、前年同月比3.1%減と4か月連続して前年を下回った。
油種別にみると、ジェット燃料と灯油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。