日本郵船は12月26日、グループ会社のNALI社が、インド北西部に位置するグジャラート州ピパバブ港でAPM Terminals Pipavav社と共同で2015年6月から完成車物流ターミナルの運営を開始すると発表した。
経済成長が見込まれるインドの完成車物流について、世界各地で培ってきた完成車物流の豊富なノウハウと経験を活かし、より高品質なサービスを提供していく。
インド西海岸エリアでは、複数の自動車メーカーによる完成車の輸出拡大が見込まれるなか、その需要に対応するためAPM Terminals Pipavav社がコンテナターミナルをピパバブ港で運営している。
NALI社はPDIやRFID技術による車両追跡サービス、年間25万台もの取扱い能力を有する完成車専用ヤードを整備し、高付加価値の完成車物流サービスを提供していくとしている。