丸全昭和運輸は2月2日、日本電産とグループの物流子会社、日本電産ロジステックのすべての株式を譲り受ける株式譲渡契約を締結したと発表した。
日本電産ロジステックの商号を丸全電産ロジステックに変更した。
日本電産ロジステックを子会社化することで、日本電産ロジステックが有する日本電産グループとの関係性とノウハウに丸全昭和運輸グループの経営資源を融合させることにより、日本電産グループの物流効率化に貢献すると共にグループの企業価値向上に努めていくとしている。
日本電産ロジステックは、1970年6月に三協精機製作所(現・日本電産サンキョー運輸部)として業務を開始し、1971年12月に三協流通興業として分社独立した。
2003年10月に日本電産の子会社となって以降は、日本電産のグループ会社向けを中心に、国内外の企業の物流を担っていた。
■異動する子会社の概要
名称:日本電産ロジステック
所在地:東京都品川区大崎1-20-13
事業内容:総合物流業、包装資材・包装商品販売業
資本金:2億5000万円
設立年月日:1971年12月1日
大株主及び持株比率:日本電産100%
売上高:68億8800万円(2014年3月期)
経常利益:2億7700万円(2014年3月期)
丸全昭和運輸 決算/4~6月の売上高2.7%増、営業利益10.0%増